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なにか ばかりでは成り立ちませぬ

晴れやかなる時には見えぬ

良き流れと景観にて気付かぬ

例え感覚全て謳歌の時を迎えても

決して暗闇は無くなりはせぬ


雨雲が黒く覆っても

深き海の底にて冬を迎えても

全ての感を閉ざしたくなろうとも

けして光が失われたのではない


光に包まれる
等しく闇も見えぬけれど在る

闇に捉えられる
等しく光も見えぬけれど在る


光のみを求めてしまえば
闇を受け付けぬ思念 時を経 より強大な闇となる

闇のみを認めてしまえば
光を憎みて世に生を受けた喜びすら忘れ病みとなる


内に在る相反する心象認められずして
まこと 他者を認めれる訳なし


そもそもこの人となる身体さえ
粒子までの細かさなれば
光に似た速度にて 在る と 無い とを繰り返す

光が射せば闇も浮かぶ
闇が覆いて光が際立つ

陰陽の摂理が均等で在るが普遍

どちらかを際立たせようと試みたり
どちらかを抑えつけようと試みる

万物の摂理に背く愚かな行為なり

されど 我も等しく愚かなり

ゆえに 安堵し 人として在る
by trequartista5 | 2008-04-11 01:09 | 光と闇
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