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Vフォー・ヴェンデッタとスクールデイズ

Vフォー・ヴェンデッタの方は映画館には行きそびれ、レンタルはいつも貸し出し中で昨夜やっとこ借りる事が出来た。

で、感想はって言うと...実は途中で電話かかって来たり、電話切ってからは睡魔とも戦っていたりで、いつもみたいに食い入るように観れてはいない。
ま、食い入るように観ていたところで、数日したら忘れてる事が多いんやけど(苦笑
まあ、それにしても秀作だと思う。
マトリックス(一作目)なんかもめっちゃ好きなんやけどね、テーマ自体はやっぱし「今の社会っておかしくね?」ってなところなんやね。
けどね、マトリックスとは違って「現実に確実に在る(起こっている)事」ってのがテーマだけに、より深く「入れる」なと。
で、笑い狙ったシーンも在るし、そうそう、台詞が秀逸!
もっとじっくり観る為に、DVD購入しようと思う。
それにしてもなー、映画の舞台で在るのはイギリスなんやけど、実際日本でも似たような事は行われてるだろうし、国家権力の情報操作なんぞは、当たり前に横行してる訳でね。
この映画はきっとってか確実にアメリカや日本やらの先進国に対するアンチテーゼでは在るだろうし、レジスタンス的な発想ってかね、なんかそう言うのを観客に持たせようって言うかね、そう言う感じの「メッセージ性の濃い作品」だとか。
映画のキーワード的な言葉「理念は死なない」ってのも、右向け右が多い今の社会に対するモノだし、、、
娯楽映画にしようと思えばもっと簡単に出来た(CG駆使してアクションを増やすとか)だろうけれど、そうはしなかったってところがね、マトリックスよか一歩踏み込んだな、と。
ナタリー・ポートマンはやっぱし美しかったー ←めっちゃ余談
なんにせよ「ウォシャウスキー兄弟よ!良くやった!」って思う、娯楽社会派問題提起作品。


で、スクールデイズに話は進むけど
こっちはこっちで、今、テレビでもwebでも「高視聴率確定」って勢いで取り上げられる「いじめ」問題を、知ってか知らずか取り上げたって言うか、また僕みたいのがこうやって「イジメ」に繋がるとか書くからややこしくなってしまうのだろうけど(汗)ま、メディアって程の影響力ないから書くけど、この映画も「コメディ」と言えばそうなり得る。
エンディングも含めて、そう観れる。
けど、この映画の中で今の世の中の歪みの原因は少し見て取れるかな?ってのは思った。
最近の邦画は、けっこう「観た人に因って本質はまるで違う」ってのが多くて、在る意味「流れ」って言うとそれまでなのかもしれないけれど、僕は個人的には好きですね。
はっきりとは言う事は叶わないけれど、やっぱしイジメとかって解決策は「家庭」にしかないのかもしれないと。。。

前に書いた「空中庭園」もそうやったし「幸福の鐘」もそうだったけれど
「家庭」ってのが舞台になってる映画が増えてるってのは、やっぱし各監督とかが重要視してる(せざるをえない?)ってことなんだろうなとかも思う。
ともあれ、家庭だけにとどまらず、色々な所で歪みは感じますけれどね、歪みについて話したりね、歪みからエスケイプするのはやっぱし家庭か?って言うね。
で、こちらも良く出来た娯楽社会派問題提起作品!


絶望だけに支配される事は虚しいけれど「今、起こっている事」例えば、自分の身の回りとか、異国の地だとかも含めて、少なくとも興味を持った事は貪欲に「知ろうと」しても良いと思うし、いつかVみたいに、民間人が立ち上がる日がくれば良いなとも思う。
勿論、まだまだ先だろうし、この日本って国は「発言、行動」を締め付ける方向へ突き進んでるから難しいけれど、あえて言うならそう言う「締め付け」が民間の人の目を覚まさせる事に拍車をかけてるって事を解ってるのでしょうか?政治屋さんとかは。。。
まとまった動きなんかはまだないけれど、僕の周りの人の考えとか聞いてると、ちょっと一般人舐め過ぎてるな〜て思うのだけれどね。
なんか話がずれて来てるけど、こう言う事も書きたい時にサクッと書いておかないと、いつ「反社会的」っておとがめが在るか解らないって方向だからなー。。。

ま、そんな感じの映画の小窓のコーナーでした。
by trequartista5 | 2006-11-10 15:37 | 映画の小窓
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